ねっこトラベル

江古田のねっこカフェ店主の旅ブログです。

ジョグジャカルタでバティック教室③

布に染料を付けている間ずっと前かがみの姿勢なので、途中で背中や腰の痛みがとても辛い。
伸ばしたりしてもどうにもならなくなって、休憩がてら他の人の作品を見て回る事にした2人。
リピーターのお兄さんは難しくて絵柄が細かい元絵の上を、器用にチャンティンでなぞっていて、すごいすごいを連発する私に照れていた。
作家の卵達は色塗りも大胆そのもの。
もうバティックとか関係ない感じに布をキャンパスにして描いている。
みんなすごいねぇなんて言いながら、自分たちの場所に戻ってやっとの思いで全部を塗り終わったけど、なんだかちょっと色合いが薄い感じがして不安。
mofuwaさんはロウでなぞる作業の時に、密かに象の足元にマグホタ(mofuwa家で飼っている猫2匹)を描き足していて、ちょっと得意げで面白かった。

 自分たちで出来る場所の染めの作業が終わった布を先生たちに渡す。
クラッキング?って聞かれるから何かと思ったら、背景を先生たちが真っ黒に染め上げてくれるのだけど、絵の上に厚くロウを塗り込めて、ロウのない背景を染めるのだけど、この時ロウをバキバキに割っておくと、その場所にわずかに黒が染み込んで割れたみたいな模様が出来る、割と新しい技法なんだそうな。
私はクラッキング無しで、mofuwaさんはクラッキングを試すことになった。
この作業は先生たちじゃないと出来ないので、ちょっと手持ち無沙汰の時間が出来る。
暑すぎてミネラルウォーターを買い足したかったので、ほんのちょっとご近所をおでかけ。
先生たちに教えてもらった場所まで行くと、確かにお店はあるし、開いてるのに誰もいなくて買えない。
ハロー?とか言ってみたけど、やっぱり誰も出てこなかった。
その辺を鶏が歩き回っていたり、バナナがニョキニョキ植わっていたり、東南アジアらしくていいなぁと思いつつも、諦めて教室へ戻る。