ねっこトラベル

江古田のねっこカフェ店主の旅ブログです。

ジョグジャカルタでバティック教室④

教室に戻ったら、仕上げの作業がどんどこ進んでいた。
全体が真っ黒けっけになった布を高温のお湯に浸すと、ロウが溶けて全貌が見えるんだけど、頼りない色合いが背景が黒になった瞬間に一変して、一気に見栄えがするようになった。
ぱんっと広げた瞬間、他の生徒たちのおおー!という歓声に楽しくなっちゃう。
mofuwaさんもねっこさんも、大満足の仕上がりだったけど、よーく見ると粗がたくさんあって、もう一度やりたいねとか、次回はこういうのがいいとか、リピートしたくなっちゃう。
そうこうしているあいだ、思った以上に時間が押していてイリアナのドライバーがお迎えにやって来てしまった。インドネシア人でバティックに馴染みがあっても、作業風景を見たり実際に自分で染めたりする機会は少ないらしくて、面白そうに作業を見てる。さらに時間が経ってしまって、しびれを切らしたイリアナとイリアナの兄も来てしまった。
さすがイリアナ、先生たちに私達よりももっとずっと沢山の質問をしている。
さらに英語に訳して教えてくれたところによると、チャンティンやロウの調達は専門の大きな市場があるのだそう。
さすが、ジョグジャカルタの一大産業だけあるなぁ、と感心。
mofuwaさんが染粉をお土産に買いたいので、そのバティック用の市場に連れて行ってほしいとイリアナのドライバーにリクエスト。
場所を聞いてもらう手筈でインドネシア語で何やらやりとりしたあと、インドネシア人全員が大笑いしているので何事かと思ったら、染粉は日本から輸入してるから日本で買ったほうが安いよと言われてしまった。
日が陰っちゃって、干していた布が乾かないままビニールに入れて渡される。
お土産にチャンティンももらえた。(帰国してから一度も使っていません。。。)