ねっこトラベル

江古田のねっこカフェ店主の旅ブログです。

ジョグジャカルタでバティック教室①

私達の先生はRobiという若い男性の先生で、脚にオリジナルのバティック柄をタトゥーで入れてる、ちょっと個性的でヤンキーな感じ。
 まずは下絵が鉛筆で描いてある布を選ぶのだけど、細かい模様が入ったカッコいい神様の絵柄や、エスニックな象の絵、お決まりのヤモリの絵に、キリリとした表情の猫の絵まで沢山あって、迷いに迷う2人。
結局mofuwaさんが象、私がヤモリの絵に決定。
ここで細かくてカッコいい絵を選んでたら、あとで詰むところだった。あぶないあぶない。。
選んだ布の右下に名前を書くように言われて、他の人の布と間違えないための目印かと思って適当に書いたら、仕上がった時にサイン代わりになるもので、もう少しカッコよく書けばよかったと後で後悔することになった。
 その下絵の上から、チャンティンという道具を使って、弱火で溶かした色付きのロウを塗っていく。
適量をチャンティンの細い穴から出すために、一度に掬うロウの量、ロウの温度、なぞるスピード、なんて一度に沢山のコツがいる。布の後ろまでロウが浸透していないと、染料をつけた時に浸みてしまうので、しっかりとした量を、一定の太さを保って付けていくのが望ましい。という事は百も承知なんだけど、思わず力が入って、チャンティンに押された布がたわんだりと、本当に難しい
シンプルな柄を選んで本当に良かった。
2人で相談しながらなんとか全部なぞり終わると、先生のチェックが入る。
私のは、どうやらそもそもチャンティンがちょっと詰まってたみたいで、ほとんど全部、サインまで直しが入って微妙な気持ちに。
 
色を付ける準備をしている間、他の生徒達に話しかけてみた。
今回が2回目だというリピーターのお兄さんや、大学のアート学科の先生と生徒たちは、オーストラリアやニュージーランドから来てる人がほとんど。
インドネシアは立地的にとても近いけど、文化がまるっきり違うので旅先として人気があるのだそう。